虐待をはじめ様々な事情で親と生活できない、社会的に養護が必要な子どもたち。
現在、その9割が児童養護施設などの「施設養護」、1割が里親やファミリーホームなどの「家庭的養護」のもとで暮らしています。国はこれを、今後十数年かけて、施設の小規模化(グループホーム)の推進や、里親、ファミリーホームの比率を増やす方針を打ち出しています。施設、家庭的養護、それぞれにメリットもデメリットも指摘されていますが、大切な「子どもの立場から」という視点も忘れてはなりません。
今回のタイガーマスク基金勉強会では、施策の最前線として、厚生労働省の家庭福祉課から新しく担当課長になられた大鶴知之さんと、自身も児童養護施設で暮らした経験があり、同省で社会的養護の課題に関する検討委員会の委員もしている渡井さゆりさんをゲストに迎え、国の向かう方向性や、課題解決に向けたビジョンなどを伺います。
日時 | 2012年10月10日(水)18:30~20:30(18:00~受付) |
会場 | さわかみ投信株式会社 会議室 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-12 紀尾井町福田家ビル2階 |
参加費 | 500円(資料代+お茶代) |
主催 | タイガーマスク基金事務局、ファザーリング・ジャパン |
お問い合わせ | NPO法人タイガーマスク基金 事務局 TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時) Email:info@tigermask-fund.jp |
プログラム
18:30 開会・主催挨拶
基調講演
・大鶴 知之氏(厚生労働省家庭福祉課課長)
・渡井 さゆり氏(社会的養護の当事者参加推進団体「日向ぼっこ」理事長)
19:30~ パネルディスカッション
パネラー
・大鶴 知之氏(厚生労働省家庭福祉課課長)
・渡井 さゆり氏(社会的養護の当事者参加推進団体「日向ぼっこ」理事長)
・中村 久美氏(児童養護施設「福田会東京本院」元施設長・タイガーマスク基金理事)
・恒松 大輔氏(自立援助ホーム「あすなろ荘」ホーム長・タイガーマスク基金理事)
コーディネーター
・安藤哲也(タイガーマスク基金代表理事)