「虐待の家庭的背景と地域での子育て支援」 #8

勉強会

全国の警察が昨年1年間で摘発した児童虐待事件は前年比22.9%増の472件、被害児童は476人(同19.6%増)となり、統計を取り始めた平成11年以降、最多となってしまいました。(2013/3/7警視庁発表)。増え続ける虐待の背景には何があるのでしょうか?

今回の勉強会は、厚生労働省から児童福祉専門官の川松亮さんをお迎えし、「虐待の家庭的背景と地域での子育て支援」についてお話ししていただきます。障がい児施設や児童養護施設、児童自立支援施設、そして児童相談所と、子どもたちのケアの最前線でご活躍され、『保護者や子どもたちから学び、親子に寄り添う支援のあり方を考えていきたい』というおっしゃる川松さんの豊富なご経験を学ばせていただき、私たち市民一人ひとりには何ができるのかをご一緒に考えたいと思います。

また、トークセッションでは、5月に「子ども虐待防止日本一周マラソン」に出発予定の「NPO法人子ども虐待防止みやざきの会」会長の甲斐英幸さんをゲストにお招きします。県職員を早期退職されてまでも、虐待根絶のために壮大なチャレンジをされる甲斐さんの出発直前のご心境についてもお話をお聞きします。様々なお立場から、たくさんの皆さまのご参加をお待ちしています。

→チラシ(PDF)はこちら

日時2013年4月26日(金)18:30~20:30(18:15受付開始)
会場さわかみ投信株式会社会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12紀尾井町福田家ビル2階
http://www.sawakami.co.jp/company/access/
参加費500円(資料代)
定員50名(先着申込順)
主催NPO法人タイガーマスク基金
会場提供さわかみ投信株式会社様
お問い合わせNPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

プログラム

基調講演「虐待の家庭的背景と地域での子育て支援」

川松 亮氏(厚生労働省児童福祉専門官)

<プロフィール> 
東京都に福祉職として就職。障がい児施設、児童養護施設、児童自立支援施設に勤務後、児童相談所の児童福祉司として勤務。現在、厚生労働省児童福祉専門官。共著書に「子どもの貧困」明石書店、「ソーシャルワーク実践事例集」明石書店、「子どもの未来を守るー子どもの貧困・社会的排除問題への荒川区の取り組み」三省堂書店など。

トークセッション「児童相談所、その役割と現状」

全国の児童相談所では、日々、子どもとその家族を支えるために、たくさんの職員の方が奔走されていますが、私たちは児童相談所という専門機関を正しく理解しているでしょうか?児童相談所勤務のご経験のある川松さんと、宮崎県職員として児童福祉に携われておられたNPO法人子ども虐待防止みやざきの会の甲斐さんにもご参加いただき、児童相談所の役割と現状についてお話しいただきます。

ゲストスピーカー

川松亮氏(厚生労働省児童福祉専門官)

甲斐英幸氏(NPO法人子ども虐待防止みやざきの会・会長)
<プロフィール> 
NPO法人子ども虐待防止みやざきの会・会長
NPO法人日本子どもの虐待防止民間ネットワーク理事。宮崎県庁でも児童福祉に長く携わり、虐待防止や子どもの権利擁護などの講演や学習会講師を数多く務める。

ファシリテーター

安藤 哲也(タイガーマスク基金・代表)

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