「子どもたちの権利を守り、自立を助ける法制度とは?」 #9

勉強会

タイガーマスク基金の事業の一つに、「社会的養護の拡充に寄与する法制度の改善」があります。

今回の勉強会では、施設で暮らす子どもたちの利益を守るために必要な法制度について、司法書士と弁護士の二人の専門家から課題と改善点についてお話を伺い、法制度の改定や活用について学びます。
施設職員の方や里親さん、もちろん一般の方の個人参加も大歓迎です。お早目にお申し込みください。

日時2013年5月8日(水) 18:30~20:30(18:15受付開始)
会場さわかみ投信株式会社様 会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12紀尾井町福田家ビル2階
http://www.sawakami.co.jp/company/access/
参加費500円(資料代)
タイガーマスク基金「賛助会員」は無料!
定員60名(先着申込順)
お問い合わせNPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

プログラム

テーマ1「未成年後見制度の現状と課題」

本来、親権で守られていない子どもたちを守る制度であるはずが、遺産分割協議などにおいて親権者がいないために使われている歪んだ現状や、児童養護施設を出た子どもたちが親権者や後見人がいない状態で社会に出ざるを得ない現状について勉強します。未成年者が故意・過失により生じた損害を賠償する責任が未成年後見人に生じるため「なり手の不足」が課題ですが、「保険制度」を充実させることにより、なり手の問題を解決できるのではないかという論点から分かりやすく解説いただきます。

講師プロフィール

河内 謙治さん(司法書士)

調布市「堀部・河内司法書士事務所」に所属。現在、東京青年司法書士協議会副会長。全国青年司法書士協議会原発事故被害対応委員会幹事。平成24年度から東京の児童養護施設で法律教室を開講。「契約」について子どもたちにレクチャーしている。東京司法書士会では被災地の岩手県沿岸の大槌町、山田町、陸前高田市の仮設住宅にて巡回相談を担当。

テーマ2「子どもの手続代理人制度と児童虐待」

平成25年1月1日に施行された「家事事件手続法」において「子どもの手続代理人制度」が新設されました。その制度の概要と児童虐待事案への活用について勉強します。

講師プロフィール

鈴木 俊さん(弁護士)

弁護士法人クレア法律事務所所属。現在、東京弁護士会の男女共同参画推進本部委員。
共著書に「最新判例からみる民事訴訟の実務」、「民事訴訟代理人の実務Ⅱ、Ⅲ」(いずれも青林書院)など。2児の父親。

タイトルとURLをコピーしました