児童養護施設における自立支援 ~特有の困難と展望~ #11

勉強会

児童養護施設で暮らす子どもたちは高校を卒業すると(高校に進学しない場合は中学卒業と同時に)施設を退所し、社会に出ていきます。自立できる準備ができているかどうかではなく、むしろ社会的自立能力の未熟な子どもほど早期の自立を強いられているのが現状です。

今回の勉強会では、施設の自立支援コーディネーターという専門職の立場で、子どもたちの進学や就労の支援に携わられている、早川悟司さんをお迎えし、退所する子どもたちの現状と課題について学びたいと思います。

また、タイガーマスク基金の新しい進学支援プログラムのサポーター制度の概要の説明も合わせて行います。早川さんに、子どもたちの進学状況についても解説いただきながら、支援の必要性について学びます。子どもたちは望んで施設に入所したわけではありません。だからこそ、施設を出る際には、子どもたちの自己選択・自己決定を尊重するために、皆さんで情報や課題を共有し、支援の輪を拡げたいと思います。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

日時2013年9月6日(金)19:00~20:45(18:45受付開始)
会場さわかみ投信株式会社 会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12
紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)
参加費500円(資料代として)
定員先着60名
お問い合わせNPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

早川 悟司さん
1969年、千葉県生まれ。
日本福祉大学大学院卒業

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