2014年11月末日現在のテレホンカード(50度数)配布状況
全国からタイガーマスク基金への寄贈 | タイガーマスク基金から施設へ | 残 | |
平成24年まで | 57,108枚 | 25,888枚(168施設) | 31,220枚 |
平成25年 | 1,537枚 | 27,750枚(191施設) | 5,007枚 |
平成26年 | 1,877枚 | 5,965枚(58施設) | 919枚 |
計 | 60,522枚 | 59,603枚(417施設) |
平成26年度は、切手や使わない年賀状ハガキ(郵便局で切手に交換できる)をたくさんの方々からご寄贈いただき、児童養護施設にテレホンカードを送る際の郵送費に充てることができました。タイガーマスク基金の事業は、応援してくださる会員の方々の年会費や、全国の皆さまからのご寄付で運営しているため、こうしたご協力は大変ありがたく、心から感謝申し上げます。
日本では、現在携帯電話ユーザーが約1億人といわれ、スマートフォンを持っている子ども珍しくなくなりましたが、児童養護施設の子どもたちは、相変わらず、アルバイトできる高校生ぐらいしか携帯電話を持つことができません。タイガーマスク基金が届けるテレホンカードは、子どもたちが外出先や部活動からの帰宅時の連絡などに気軽に利用できるため、現在も各施設から大変喜ばれています。また、交通の便がよい場所にある施設は少なく、地方では電車やバスなどの交通機関も少ないため、車で子どもたちを学校に送迎することもあるので、帰宅時の連絡用として大変助かっているというお手紙もいただきました。
家庭では使うことがなくなったテレホンカードが、児童福祉施設では、子どもたちの緊急連絡用として、現在も活用されています。今後も、各施設からの要望がある限り、テレホンカードの寄贈を継続していきますので、もし、ご自宅やお勤め先などで、使う予定のないテレホンカードがございましたら、タイガーマスク基金までお送りくださいますようお願い申し上げます。