「社会的養護の子どもたちの大学進学の大切さ」~子どもの貧困に抗う取り組みを創る~ #29

勉強会

児童養護施設から大学等へ進学できる子どもたちは11%しかいません。高校を卒業すると同時に自立を迫られますが、身近に頼れる大人がほとんどおらず、進学できる学力があっても、経済的な問題で断念する子どもが多いのです。日本でもようやく「給付型奨学金」が創設されることになりましたが、現時点では、奨学生になるには高校の推薦が必要であり、進学を希望する全ての社会的養護の子どもたちがその恩恵を受けられるかはわかりません。NPO法人タイガーマスク基金は、平成24年度から全国の皆さまのご寄付を四年制大学に進学する児童養護施設出身の学生に返済不要の支援金として届けています。大学が全てではありませんが、家族に頼れず、一人で社会に巣立たなければならない若者たちにとって、大卒資格や専門分野の勉強が将来の選択肢の幅を広げてくれるものと信じているからです。今回は、東京の児童養護施設で12年間、児童指導員として勤務され、立教大学コミュニティ福祉学部・教員(2017年3月定年退職)であり、「NPO法人学生支援シェアハウスようこそ」の理事・事務局長である浅井春夫さんを講師にお迎えし、社会的養護の子どもたちの大学進学の大切さについてお話しを伺います。
どなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせの上、お申し込みください!

日時2017年4月14日(金)19:00~21:00(18:45受付開始)
会場「さわかみ投信株式会社」様 2Fセミナールーム
(東京都千代田区一番町29-2)
→地図
交通東京メトロ「半蔵門駅」4番出口より徒歩3分
参加費無料(一口500円のご寄付にご協力お願いします。)
定員申込先着50名
登壇者浅井春夫さん(NPO法人学生支援シェアハウスようこそ理事・事務局長)
→ プロフィール(PDF)
お問い合わせNPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp
タイトルとURLをコピーしました