「ネウボラ」とはフィンランド語で「アドバイスの場」という意味。フィンランドには妊娠した時から出産・育児・生活にいたるまで「ネウボラおばさん」と呼ばれる医療と福祉の専門家にサポートしてもらえる制度があります。生活に根差して子育てしているからこそ、うまれがちな不安や心配を、具体的な安心に変えていく。ネウボラという制度は、お子様と家族を支える地域のセーフティネットです。
妊娠中からの切れ目のない支援は、虐待防止の観点からも大きな効果があります。厚生労働省もネウボラの役割を担っている各自治体の「子育て世代包括支援センター」などを普及させるために法制化を急ぐなど後押しされています。これから親となる人、親となった人の生活をつくること、子育てをする力をつけること、人と人をつなぎ、制度と地域と人をつなぐことに尽力されている「にっぽんネウボラネットワーク研究所」代表の榊原久子さんにお話しを伺います。福祉職の方に関わらず、どなたでもご参加いただけます。お誘いあわせの上、ぜひ、お申し込みください!
日時 | 2017年9月7日(木)19:00~21:00(18:45受付開始) |
会場 | 「さわかみ投信株式会社」様 2Fセミナールーム (東京都千代田区一番町29-2) →地図 |
交通 | 東京メトロ「半蔵門駅」4番出口より徒歩3分 |
参加費 | 無料(一口500円のご寄付にご協力お願いします。) |
定員 | 申込先着60名 |
お問い合わせ | NPO法人タイガーマスク基金 事務局 TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時) Email:info@tigermask-fund.jp |

にっぽんネウボラネットワーク研究所代表 榊原久子さん
https://nippon-neuvola-network-labo.jimdo.com/
<プロフィール>
元和光市南子育て世代包括支援センター(和光版ネウボラ)施設長。現在は、社会福祉法人つばさ福祉 会にて、地域包括・生活支援を基軸とした保育園版のネウボラの立ち上げに携わっている。併せて、日本 赤十字社助産師学校・秋草学園短期大学・岡崎女子大学・川口短期大学・新渡戸文化短期大学等、地域母子保健・保育・子育て支援における養成校の非常勤講師を務める。 臨床発達心理士・保育士・幼稚園教諭第1種。