NPO法人10周年記念シンポジウム
「社会的養護の10年とタイガーマスク基金」
様々な事情により家族と離れて「児童養護施設」などの「社会的養護」の下で暮らす子どもたちは約4万2千人。その多くが高校卒業と同時に、たった一人で社会に巣立ち、経済的な困窮や孤立の悩みを抱えてきました。2022年6月、こうした若者たちの「自立支援」に関し、原則18歳(最長22歳)までとなっていた年齢上限を撤廃する「改正児童福祉法」が国会で成立し、2024年4月に施行されることになりました。 タイガーマスク基金が設立した10年前は、こうした制度改正の動きも少なく、「給付型奨学金」も存在しませんでした。たくさんの皆さまが、「自分の子どもだけ」でなく、「社会の子どもたち」に関心を持ってくださったおかげで、子どもたち・若者たちの環境も少しずつ改善されてきています。 今回のイベントでは、社会的養護の背景や制度をふり返りつつ、活動を支えてくださった皆さまに感謝を込めて、タイガーマスク基金が取り組んできた10年間の実績を報告させていただきます。一人でも多くの方にご参加いただくことで、子どもたち・若者たちの未来を変えることができます。どうぞお気軽にご参加ください。
日時 | 2023年2月17日(金) 19:00~21:00 |
会場 | 進興ビル2階 (協力:公益財団法人お金をまわそう基金) 東京都千代田区一番町29-2 2階 |
交通 | 地下鉄半蔵門線「半蔵門駅」4番出口より徒歩5分 |
参加費 | 無料(一口500円の会場募金にご協力をお願いいたします。) |