12月3日は、タイガーマスク基金のNPO法人設立記念日です。今日でまる12周年、活動は13年目に突入しました。児童養護施設から大学進学する子どもたちへの給付事業を中心に活動していますが、皆さんのご厚意によるご寄付によって総額1億円を超える支援金を子どもたちに届けることができています。本当にありがとうございます!
日本における大学進学率は5‐6割程度ですが、児童養護施設からは2割程度。タイガーが活動を始めた頃は、1割程度でしたから少しずつ増えているものの、まだまだ格差があります。もちろん大学進学がすべてではありませんが、大学進学したいと思ってもお金が足りない、そもそも選択肢として考えることができなかったという子どもたちも少なくありません。
児童養護施設で暮らす子どもたちは虐待要因が半数以上です。親がいても(貧困や考え方によって)資金的な援助が得られず、大学に合格してもバイトを続けながらぎりぎりで生活を回している子どもたちも少なくありません。給付型奨学金も少しずつ増えてはいますが、使用目的を問わないタイガーマスク基金の給付金への応募件数は年々増え続けているのが現状です。
12月は寄付月間、ぜひ、タイガーマスク基金へのご支援も検討いただけましたら幸いです。すべての子どもたちが希望をあきらめない世の中になるよう、皆さまのご理解・ご協力をお願いいたします!
タイガーマスク基金 代表 髙祖 常子
★公益財団法人お金をまわそう基金様を通じてタイガーマスク基金をご支援いただくと、寄付金は100パーセント働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生への支援に充てられ、税法上の優遇措置の対象となります。詳しくは「お金をまわそう基金」様の寄付受付サイトをご確認ください。(こちらのサイトは2025/11/30まで利用できますが、目標金額を達成した時点で受付終了となりますので、お早めにご利用ください。)