2025/1/6  新年のご挨拶

お知らせ

2025年、タイガーマスク基金は設立13年目を迎えます。
昨年はチャリティTV番組で、児童養護施設出身の芸人やす子さんがマラソンランナーとして寄付を呼びかけ、話題となりました。最近では、児童養護施設で暮らす子どもたちの日常に密着した映画「大きな家」が公開となり、プロデュースした俳優の斎藤工さんのインタビューなどもメディアで取り上げられ、社会的養護の下で暮らす子どもたちが注目される機会が増えているように思います。

国としても子育て支援に取り組んではいますが、厳しい環境に置かれている子どもたち・若者たちの数は減ってはいません。「給付型奨学金」などの支援制度もできていますが、「タイガー進学支援制度」への応募が増え続けているというのが、それを物語っているとも言えるでしょう。

タイガーマスク基金は、2012年の設立以来、施設から大学進学した子どもたちを応援するための給付金制度を設けています。皆さまの温かいご協力により、2024年10月1日時点で、支援を届けた学生はのべ1,382名、支援総額は1億895万円となりました。学生たちからは、皆さまのご支援に感謝し、学びに前向きに取り組んでいるというメッセージが日々寄せられています。

本年も、子どもたち・若者たちをご一緒に応援してくださいますようお願い申し上げます。日頃のご支援に感謝申し上げ、2025年が皆さまにとって幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

NPO法人タイガーマスク基金 代表理事 高祖常子

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