勉強会・セミナー

[2014年度]

タイガーマスク基金 勉強会#18
「児童養護施設での学習支援から見えてきた子どもたちや社会の現状と未来」

今年最後の東京での「勉強会」は、NPO法人3keysの代表理事・森山誉恵さんをお招きします。3keysさんは、児童養護施設や母子生活支援施設、自立援助ホームなどの子ども・若者たちを対象に、大学生や社会人などの学習ボランティアを派遣して、経済的に学校以外での勉強が難しい子どもたちの学習をサポートされていて、タイガーマスク基金としても、皆さまからの寄付金の中からその活動を応援させていただいた経緯もあります。直接子どもたちと関わる活動の中で、見えてきた現状や課題、支援の必要性についてお話いただきますので、ぜひ、ご参加ください。

日時:

2014年12月12日(金)18:45~20:45(18:30受付開始)

会場:

さわかみ投信株式会社 会議室

東京都千代田区紀尾井町6-12  紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)
参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着60名

講師:

NPO法人3keys 代表理事・森山誉恵さん

【プロフィール】
慶應義塾大学法学部政治学科卒。大学時代からの児童養護施設で学習ボランティアをし在学中、大学生を中心とした学習ボランティアを格差の下にいる子どもたちとつなぐ学生団体3keysを設立。2011年5月に内閣府の雇用創出のための支援金を基に内閣府の認証の元、NPO法人化し、代表理事に就任。現在は学習支援に限らず、子どもの社会保障・権利保障の充実化を目指して、これまで200以上の学生・社会人ボランティアと50以上の企業などと連携して社会全体で子どもを支えられる社会を目指している。現代ビジネスで子どもの貧困や虐待の現状について連載しているなど、現場から見える子どもの現状発信にも力を入れている。
2011年、社会貢献者表彰受賞、ロハス大賞ヒト部門ノミネート、2013年、AERAにて2020年の主役50人のひとりとして掲載、など。

申込方法:

件名を「12/12タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

第2回タイガーマスク基金シンポジウム
<児童養護施設の子どもたちに進学の道を>

タイガーマスク基金の顧問である草間吉夫先生(東北福祉大特任教授)を講師にお招きして、今年もシンポジウムを開催いたします。頼れる家族が身近におらず、10代後半で自立を迫られるのに、望む職業に就くために必要な進学の道は閉ざされている子どもたち。今回は、社会的養護の子どもたちが抱える進学の問題と支援の必要性について皆さんと一緒に考えたいと思います。どなたでもご参加いただけます。お誘いあわせの上、お申し込みください。

日時:

2014年11月1日(土)13:30~16:00

会場:

文京シビックセンター26階 スカイホール
文京区春日1-16-21

【アクセス】
●東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分
●都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」 徒歩1分

参加費: 1000円(学生500円) 
定員:

先着90名

プログラム:

13:30~14:30 講演
「再生産防止を図る養護児童の健全育成策」

講師:草間吉夫さん(東北福祉大学 特任教授)

【プロフィール】
1966年茨城県つくば市生まれ。家庭の事情により、生後3日から高校卒業まで「乳児院」と「児童養護施設」で育つ。東北福祉大学大学院修了。児童養護施設で5年間勤務後に松下政経塾入塾し、要保護児童支援や自立支援をテーマに研究研修。世界41ヶ国訪問。東北福祉大学特任講師を経て2006年から2014年まで高萩市長。厚生労働省・茨城県・高萩市の各種委員会委員歴任。社会福祉法人同仁会評議員、NPO法人タイガーマスク基金・ALBA法律事務所・常陽産業研究所の顧問、PHP研究所コンサルティングフェロー、明秀学園日立高等学校・第一学院高等学校の後援会長。同大学院博士課程在籍。妻・1男2女の5人家族。

14:30~16:00 パネルディスカッション
「社会的養護の子どもたちへの進学支援の重要性」

コーディネーター: 安藤哲也 (タイガーマスク基金・代表理事)

<パネリスト>
児童養護施設 東京家庭学校 石井真一さん
http://katei-gakko.jp/
自立援助ホーム あすなろ荘  恒松大輔タイガー理事
http://asunaro-yuzuriha.jp/index.html
情緒障害児短期治療施設 さくらの森学園 
中村久美タイガー理事
http://www.douhoukai.or.jp/sakuranomori.html
ファミリーホームCROP.-MINORI- 中山すみこさん
http://www.cropminori.com/

申込方法:

件名を「タイガーシンポ参加申込」とし、

①お名前(ヨミガナ) ②所属(個人参加歓迎) ③電話番号を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

タイガーマスク基金 勉強会#17
『児童自立支援施設と少年院』
~我が国における非行少年の施設内処遇について~

タイガーマスク基金9月の勉強会では、少年院でのご勤務の経験がある高知大学教育学部准教授 加藤誠之さんを講師にお招きし、児童自立支援施設と少年院の歴史をたどりつつ、当事者の子どもたちに対してどのような支援を行うべきかを皆さんとご一緒に考えたいと思います。

我が国の非行少年に関する施設内処遇は明治期の懲治制度に遡ります。その後、我が国では明治中期に適切な監護を欠く子どもたちの非行化が社会問題化し、民間の宗教関係者によって「感化院」が設立されました。今日の「児童自立支援施設」は感化院の後身ですが、感化院はかつて内務省の所管する福祉施設であり、①裁判所の決定を経ずに子どもの身柄を事実上拘束する、②逃走をたいしたことと思わない風潮があるなどの問題を有していました。そのため,司法関係者は司法的色彩の強い少年法とその付属法である「矯正院法」を構想。内務省官僚と感化法制関係者の猛烈な反対を押し切って「少年法・矯正院法」は大正時代に成立し、昭和23年の大改正を経て、今日の少年法・少年院法に至っています。
「矯正なのか、福祉なのか?」こうした感化院の歴史や少年院の現状と課題を学び、社会的養護で暮らす子どもたちへの早期支援や、地域社会において私たち一人ひとりができることを考えたいと思いす。どなたでも、ご参加いただけます。お誘い合わせの上、お申し込みください!

日時:

2014年9月12日(金)19時~21時(18:45受付開始)

会場:

文京シビックホール3階 会議室1 (文京区春日1-16-21)

【アクセス】
●東京メトロ南北線・丸の内線「後楽園駅」徒歩1分
●都営地下鉄三田線・大江戸線「春日駅」 徒歩1分
●都営バス「春日駅前」徒歩0分
●JR総武線「水道橋駅」徒歩8分

http://bunkyocivichall.jp/access
参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着60名

講師:

加藤 誠之さん(高知大学教育学部 准教授)
神奈川県生まれ。東京大学教育学部卒で法務省へ。法務省では多摩少年院、東京矯正管区第三部医療分類課、北海道地方更生保護委員会、札幌保護観察所、神奈川医療少年院、関東医療少年院で勤務。現在、高知大学では「生徒指導論」を担当。

申込方法:

件名を「9/12タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

進学サポーター募集「説明会」開催!

平成24年度末に高等学校等を卒業した児童全体の大学等への進学率53.2%に対し、児童養護施設から大学等にした子どもたちは12.3%(※平成26年3月厚生労働省発表「社会的養護の現状について」より)。様々な事情により家庭で暮らせず施設に保護された子どもたちの多くは高校を卒業すると施設を退所し、一人暮らしをしなくてはなりませんが身近に頼れる大人がいないため、大学進学できる学力があっても、経済的な問題で断念する子どもが多いのです。

NPO法人タイガーマスク基金は、児童福祉施設から四年制大学に進学する子どもたちを支援する「進学サポーター」の募集説明会を開催します。定員12名の少人数制なので、気軽に質疑応答ができます。参加費無料!ぜひ、この機会にご参加ください!

◆説明会#1@東京

日時:

2014年8月1日(金)午前10時~11時(質疑応答11:30まで)

会場:

文京区男女平等センター研修室C(本郷3丁目駅徒歩5分)

   
◆説明会#2@埼玉
日時:

2014年8月26日(火)午前10時~11時(質疑応答11:30まで)

会場:

大宮ソニックシティビル801会議室(大宮駅西口徒歩3分)

   
申込方法:

件名を「サポーター参加」とし、

①参加日時(8/1または8/26) ②お名前 ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お電話でも承ります。TEL:03-5842-1347(平日10時~17時)

タイガーマスク基金 勉強会#16
“おかえり”と迎える社会の家~土井ホームの挑戦

タイガーマスク基金6月の勉強会は、北九州市の土井ホームから代表の土井高徳さんをお迎えします。

土井ホームは社会的な養護が必要な子どもたちを引き受けるホームとして広く知られてきました。しかし実はそれだけではないのです。

「これまでホームレスや精神障害者、発達障害児・者、薬物の依存症者、少年院や刑務所から社会復帰を目指す人など、ともすれば社会から排除され、行き場のないひとたちを引き受けてきました。でももう一杯で最近は断るばかりです。」土井さんはそうおっしゃっています。

福祉の谷間にあるひとたちに必要なことは…

①「就労」(社会参加)、
②「ケア」(継続的な心理・教育的支援)、
③「居場所」(自分らしく生きていける人間関係)、
④「学び」(教育・学習機会の保障)、
⑤「居住」(安全感のある空間の保障)
⑥社会的包摂の仕組み(社会全体が排除しないシステム)

「家庭的な雰囲気のもとで「家族」として新しい関係性のもと、「ひと」としてイキイキとして過ごしてもらいたい」。その思いで土井さんはホームの増設を計画されました。

今回の勉強会はその土井さんの思いを伝え、若者の貴重な居場所となる土井ホームの応援のため会場でご寄付を募りたいと思います。皆さまのご協力よろしくお願い申し上げます。

日時:

2014年6月24日(火)18:45~20:45(18:30受付開始)

会場:

さわかみ投信株式会社 会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12 
紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)

参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着60名

講師:

土井 高徳(どい・たかのり)さん

申込方法:

件名を「6/24タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

タイガーマスク基金 勉強会#15
権利を大切にする国の社会的養護 ~トロント・カナダの実体験から~

カナダで行われている「こども家庭サービス」について、日本を始め諸外国からの視察者が後を絶たないと言われています。カナダは、子どもの権利が他国に比べ大人と同格に整えられ保障されているとして、研究者や関係者から最も注目されている国の一つなのです。

子どもを社会の中でどう護り、そして虐待で措置された子どもや家族をどのように支援しているのか。今回は、こども宝仙教育大学 こども教育学部の講師・上村宏樹さんをお招きし、カナダにおける実体験を通して、社会的養護における支援や制度、子どもの権利について学びます。

日本でも、子ども最優先の社会創りを目指すため、「子どもたちの幸せのために、どのくらい本気になって行動できるか」が問われています。文化の違いの一言で終わらせず、一人ひとりができることを、ご一緒に考えたいと思います。どなたでも、ご参加いただけます。お誘い合わせの上、お申し込みください!

日時:

2014年5月30日(金) 18:45~20:45(18:30 受付開始)

会場:

文京区 区民会議室 4階ホール(文京区春日1-16-21)
(最寄駅:東京メトロ・後楽園駅、都営地下鉄・春日駅)

参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着80名

講師:

こども教育宝仙大学 こども教育学部 講師
上村 宏樹さん

チラシはこちら(PDF)

申込方法:

件名を「5/30タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

タイガーマスク基金 勉強会#14
ルポライター杉山春さんに聞く「なぜ、子どもたちは命を落とさねばならなかったのか?」~育児放棄事件を通して考える母親たちの苦悩~

2010年夏、大阪の繁華街近くのマンションで、3歳と1歳の子どもたちが遺体で見つかった事件は、多発する虐待事件の中でも、ひときわセンセーショナルに報道されました。幼い2人の写真と、子どもを放置しながら遊びまわっていたとされる母親のSNSの様子が繰り返しTVで流されたことは、数年たった今でも記憶に新しいのではないでしょうか。母親には、積極的ではなくとも殺意が認められるとの司法判断で、懲役30年の判決が確定しました。

しかし、この母親が、布おむつや母乳での育児を頑張っていたことや、離婚後、養育費ももらえず、元夫やその両親、自分の親にも頼れずに、一人で子どもを育てなければならなかったことは、あまり知られていません。2人の尊い命を失ってしまったことは、動かしがたい事実ではありますが、良い母であろうとしたこの女性が、
なぜ、ここまで追い詰められ、最悪の結果を招いてしまったのか。

今回は、事件の背景をたどり、彼女の生い立ちや環境、家族、友人、そして事件に至る経緯を精力的に取材され、『ルポ 虐待: 大阪二児置き去り死事件 (ちくま新書)』にまとめあげた、ルポライターの杉山春さんにお話をうかがいます。

会場では、杉山さんの著作も販売!ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:

2014年3月14日(金)18:45~20:45(18:30受付開始)

会場:

さわかみ投信株式会社 会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12

紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)
参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着60名

講師:

杉山 春(すぎやま・はる)さん

チラシはこちら(PDF)

申込方法:

件名を「3/14タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

タイガーマスク基金 勉強会#13
タイガーマスク基金理事が語る「子どもたちに、寄り添うということ」

タイガーマスク基金・勉強会、2014 年第1 回目は、タイガー理事による新春トークライブ!心理的困難や苦しみを抱え、日常生活の多岐にわたって生き辛さを感じて心理治療を必要とする子どもたちの治療を行う「施設情緒障害児短期治療施設」の園長を務める中村久美理事と、様々な事情で家庭では暮らせず、働かざるを得なくなった10 代後半から20 代の若者に暮らしの場を提供する「自立援助ホーム」のホーム長を務める恒松大輔理事から、子どもたちの抱える困難やそれぞれの施設での取り組みについて解説します。さらに代表・安藤を交えて、社会的養護な必要な子どもたちへの支援のあり方や、私たちが取り組むべき課題についてディスカッションしていきます。

タイガーマスク基金の活動報告や今年度の予定についてもお知らせしますので、情報や課題を共有し、支援の輪を拡げたいと思います。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。

日時:

2014年1月20日(月) 19:00~20:45(18:45 受付開始)

会場:

さわかみ投信株式会社 会議室
東京都千代田区紀尾井町6-12

紀尾井町福田家ビル2階(最寄駅:四ツ谷)
参加費: 500円(資料代として)
定員:

先着60名

申込方法:

件名を「1/20タイガー勉強会参加希望」とし、

①お名前 ②ご所属(個人参加も大歓迎) ③日中の連絡先を明記の上、info@tigermask-fund.jpまで、メールにてお申し込みください。

お問い合わせ: NPO法人タイガーマスク基金 事務局 
TEL:03-5842-1347(土日祝日を除く10時~17時)
Email:info@tigermask-fund.jp

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